ZEHを注文住宅で実現することによって、色々と住みやすいということは確かではあるのですが、そもそもZEHの基準をクリアする必要性があります。強化外皮基準、基準一次エネルギー消費量、再生可能エネルギー、一次エネルギー消費量削減ということがあり、それぞれクリアすることになります。これを注文住宅で実現する、ということ自体はそこまで難しいことではないです。ベースとしての家があるとしてそこからさらに注文住宅として細かく指定をしていく、ということができるので難しいことではないです。ZEHである、ということである程度の様々な部分で制約を受けることになりますが、それは住宅の素材であったり、性能であったりするわけであり、注文住宅として間取り、内装、雰囲気といったことはかなり自由にできます。また、ZEHであるということはかなり快適な家となるということになります。要するに家の、室内の温度変化などに強い、ということになる住宅であるからです。快適な住環境を維持するということがしやすいという住宅になりますしエネルギーの消費に関しても間違いなく普通の家よりは少ない、ということになります。それは自分自身の太陽光発電システムによって自給できる部分というのもかなり強いです。それだけで賄うことができるというのであればそれに越したことはないのですがさすがにそれだけでは厳しいということもほとんどなのであくまで普通に電気会社との契約をした上でという形にはなります。なんなら日中に発電した分で蓄電以上になったら売電するというようなやり方もできるのでいくらかの利益にはなるでしょう。利益といってもまずはそれら設備を導入する際に大きくコストをかけていることになりますから、先にそれのペイを求めていく、ということになりますが、それでもその投資分、初期費用分を超えた場合、そこからはまさしくプラスになってくれる住宅となってくれることでしょう。